黒の背の後ろの曇天の下の灰色の雨の雫の中の白の艶の美の望む
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こう…ループにしたかったんだ…(最初に戻ったら繋がるっていう)
丸っこい「の」で視覚的にも数珠っぽく見えたら面白いのですが
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こう…ループにしたかったんだ…(最初に戻ったら繋がるっていう)
丸っこい「の」で視覚的にも数珠っぽく見えたら面白いのですが
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緑の中で蝉の鳴く声、駐車場からバイクのエンジン、窓の外から生ぬるい風、草の青い匂い、蚊帳と光の揺れ、汚れた床の堅さ、服の下の汗、くっきりとした鎖骨、柑橘系の香り、半分みえない赤のポスター、くしゃくしゃとした茶髪、綺麗な色の、夏の陰
キスをしたいとか抱きしめられたいとか言いたいけど言えないとか頭を撫でてほしいとか家まで送ってほしいとかヤキモチやいてほしいとかこの人になら肌の温もりあげてもいいとか、
私が恋をしていたのはあなたではなくてそんな感情だったのです
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恋は盲目って、ほんとね
別離のふねが前を行く、赤い提灯に消えていく。夏の闇のその先の名すら僕は少しも知らぬ。行く人よ、小さき娘、空の手を惜しんではならぬのだ。汗ばむ項に団扇を振って虫の鳴き声に笑むがよい。ああ、ただ、いとしい人よ、南の空に火の粉が弾けたときは、足を止めてそちらを向いて透いた目をしてほしい、遠くにあるものほど人は美しいと思うのだから。
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それを自愛と他愛の区別もつかぬ僕への最後の贈り物にしておくれ
七夕の前夜祭で花火が上がったので。
そういえば先輩が花火が上がった後の煙のことを「花火の死骸」と言っていました。「骨が残ってるじゃん、骨が」。確かに光が消えた後の煙は、花火の形になっているんですよね。そういう表現もあるのか、面白いな、と思いました。