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「 thanx. (らくらん・加藤と任暁・たぶん3年生くらい) 」
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今日お前なんか変だよ熱でもあるんじゃないのだけど顔色は普通だなじゃあ何だろう。まくしたてるような口調におれは目眩がして少し目を細め息を吸ってまた吐いて額に手を当てああ熱は無いのだったと先刻同じ動作をしたことを思い出す。小難しい本を携えたそいつは物珍しい犬でも見るかのようにまじまじとおれの顔を覗き込みううんと唸り首をかしげ急に閃いた表情になってぽんと手を打った、そうかお前笑ってないよ。いったいこの男は何を言っているのだろう当たり前じゃないか俺は徹夜明けで疲れているんだ笑えるはずないそもそもおれはいつもそんなにバカみたいに笑っているのだろうか?そう言ってやりたいのは山々だったがもう口をそこまで動かす気力すら残っておらずおれはまた深く息を吸って吐いた。そいつはそれをしり目に1人で満足した顔になっていそいそと机に向かい修復の跡がみられる古そうな本を開いて読み始めおれのほうなど見向きもしない。なあおれ今日は変なんだろ笑ってないんだろそりゃお前にとってはどうでもいいかもしれないけどさだけどちょっとくらいちょっとくらいさ心配したっていいんじゃないのそれくらいしてくれたって罰はあたらないんじゃないの?心の中で呪うように言っても伝わらないのは当然で相手はおれの理解の及ばない呪文の世界へ飛び立っておりおれはなんだかだんだん腹さえ立ってきたのでのろのろと重い足を動かして力いっぱい本を蹴り飛ばしてやった。本を手元から遠くへ飛ばされたそいつはあ!と短く声を上げてお前なにすんだよ、とおれを睨む、恐怖を与えない目で睨む、その表情がなんとも心に小気味よく響いておれは疲れも忘れ喉の奥から可笑しげに笑った。お前やっぱり変じゃないやいつもと同じだとそいつは言う、そりゃそうだ今笑ったからな。



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笹山の嗜好が若干理解できるようになってきたかもしれないとか思ってる加藤(錯覚)
任暁はまだナンバーワンでいたい。上級生になると一歩下がることを覚える。といいな。
笹山と黒門も書いてみたいけど私に笹山はレベルが高すぎます立花先輩どうすればいいですか(?)

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