コクリコ坂からを観てきたので感想。ネタバレ注意。
タイトルは主題歌『さよならの夏』より。
タイトルは主題歌『さよならの夏』より。
ゲド戦記を気に入っているため、吾朗監督を応援したい気持ちもあって観に行ったコクリコでしたが
想像していた以上に 良 か っ た で す 満足です!
ゲド以上に宮崎駿が企画・脚本、その他もろもろ手を出しながら作ったみたいなので、そのせいもあるかもしれないけど
きゅんきゅんしたし、ぼろぼろ泣いたし、全体通しての昭和の雰囲気も好みだった。
戦争の爪痕とか、学生運動の感じとか、個人的にそういうものって記録やそれを再現したフィクションでしか触ったことが無いから、そのぶん無性になんだか惹かれてしまうところがある。どこかそういう時代に憧れてる部分もあるのかも。ほぼファンタジーみたいな世界だから。
なんか(映画館で観たせいもあるんだろうけど)気に入っちゃって思わずビジュアルガイド買っちゃったよ…どうしてくれるんだよ…笑 あ、でも買ってよかったと思う、すごく面白かった
とりあえず一度見ただけだけど詳しく感想↓
・冒頭、無表情に家事をてきぱきこなしていく海ちゃんとBGMの明るすぎるほどの明るさの対比が印象的だった
・「これ選曲ミスったんじゃね」って思ったもん正直
・布団の下にスカート敷いてるっていうこの生活感がなんともいえない
・そしてスカート長っ
・ハムエッグも美味しそうだったけどアジフライが本当に…食べたくなった。ふだんなら進んで食べようと思わない部類なのに…
・空ちゃん可愛いね!
・俊くんはカタブツなんだろうなって思って観ていた(実際カタブツだった)けど屋根から貯水槽?に飛び込んだあと海と握手してカメラに向かってにいって笑ったシーンとかで年相応のやんちゃさも感じた。あのシーンで一気に俊くんが(海ちゃんのだけでなく)私の懐に入ってきた感じがして良かった
・「行きたまえ」
・水沼さん^^^^^^^^
・第一印象があんまり良くないところは少女漫画の鉄板ですよね
・予告でも使われていた、旗を降ろすときに俊くんが海ちゃんの真上から降ってくる?ようなシーン、恋に「落ちた」って言葉を連想させるのでけっこう分かりやすいし象徴的だったと思う
・広小路さん可愛いね!
・おばあちゃん上品で素敵です
・物語の前半ではおばあちゃんと何度か話してるんだけど、後半では殆ど話してなくて、代わりにお母さんが帰ってくるんだよね
・カルチェラタンのデザインはジブリっぽくて素敵だなあ…秘密基地みたい
・逆に?今回のモブのキャラデザは宮崎駿っぽくなくて、それもまた良かった
・さらりと空気を読みさらりと女生徒の肩を抱く水沼さん^^^^^^パネェっす^^^^^^
・会話のない空気がぎこちないやら初々しいやら
・自転車2人乗りってやっぱり定番ですよね。きゅんきゅん!
・ちゃんとコロッケ二つ買うのが優しいなあ
・この商店街の感じがまたいい…
・始業ベルぎりぎりに学校に駆けこんで、いっしょに階段を駆け上がりながら喋るの可愛い
・ていうか俊くんのが1コ年上だから「風間さん」って呼ぶんだよね…きゅん!きゅん!!
・「メル」っていう海ちゃんのニックネームがフランス語由来とかどんだけインテリなの
・パパがイケメンすぎて困った
・うそだろ…ジブリでまさか実は異母兄弟でしたとか…うそだろ…せつねえよ…(十中八九真実は違うんだろうなって誰でも思うけどそれでもせつなかった)
・どうしていいか分からなくなって距離をおいちゃう俊くんとその態度に静かだけど大きくショックをうけてる海ちゃんが…ああんもう
・「嫌いになったのなら、はっきりそう言って」
・よう言うたでこの子
・兄妹なんだって言われた日に見た海ちゃんの夢が…ずっと待ってたお父さんが出てきた瞬間わけもわからずぶわっときたよ…
・このお父さんの姿が、「私、風間さんが好き」のシーンに繋がっていくんだろうなあ
・水沼さんが「メルも来てくれ」って言ったのは、やっぱり海ちゃんが幸運を呼び込んでくれる存在だって言ってたからかな。それとも女の子もいたほうがバランス的にいいから?
・社長の声優、香川氏だったんかいな…
・会社のエレベーターでも帰りの電車でも密着してる(ふうに見える)のに、どっちもお互い兄妹だと思ってるからかどこか無機質
・夜の山下公園!すてきー
・「お父さんが自分の代わりに風間さんを贈ってくれたんだと思うことにしたの」
・せつねえ…
・お母さんの帰宅
・やっぱり異母兄弟とかじゃなかった
・「会いたいわ。似てる?」
・母は強し…
・自分でもよく分からないんだけどこのシーン号泣した
・海ちゃんもたぶんよくわかんないけどたまらなくなったんじゃないかなと想像する
・社長いいひと
・2人で走るシーンいいねえ
・船に飛び移るシーンもいいねえ…
・パパたち3人のシーン…いいねえ(;_;)
・古いカルチェラタンが伝統をそのままに綺麗に生まれ変わったように2人が過去と出会って過去と向きあえてよかった
・コクリコ荘が綺麗なまま大事に使われてきたのには、海ちゃんのお父さんに対する切ない気持ち、過去を引きずる気持ちがとても強かったことが暗示されているような気がしたけど、俊くんやカルチェラタンと出会って知らない世界と知らない過去を知って心の中の整理をつけたあとの海ちゃんは、今度は未来のためにコクリコ荘を大事にするし、旗も上げ続けるんだろうなって…そして取り壊されずに済んだカルチェラタンもきっと長く大事に綺麗に受け継がれていくんだろうなって…
・はああ…
・エンドロールの広小路さんの絵まですべてが美しかった
何か所か自分でもどうして泣いているのか分からずに泣いている箇所があって戸惑った。もう一回観て、おそらく同じようには泣けないだろうけど、どうしてかなって探ってみたいなあ。ちなみに私の隣で観ていた2人組の女の子たちは最後の30分くらいずっと泣いていました笑
とりあえず海ちゃんと俊くんお幸せに!笑 だって殆ど親公認みたいなもんだろこれ!
思った以上にせつなくてきゅんときてしまってなんだかもう…ため息 画もジブリなだけあって生活感のある美しさで眼福だったし。見入ってしまってせっかく買ったアイスティー飲むのすっかり忘れてて慌てて飲んだし…笑
もう一回観たい!もう一回!
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